スオミ・ピアノメソードで初めてのレガート

子どものレッスンでメインで使用している教本は
フィンランド生まれの「スオミ・ピアノ・スクール」
世界的ピアニスト舘野泉氏が監修されました。

この教本の特徴の一つ
ピアノの弾き方を可愛らしいイラストで視覚的に
そして体験することで学べるようになっていることが挙げられます。

基礎力をしっかりつけたいと入会されたこちらの生徒さん
「スオミ・ピアノ・スクール」を使っています。

先日のレッスンではレガートへの導入をしました。

これは何をしているところかと言いますと、
2と3の指を自分の右足、左足だと思って鍵盤の上を歩いているところてす。

私たちは普段歩くとき、足を交互に前に出しますが、
必ず両足が同時に床についているときがあって、体重が前に移動していきますよね。

まずは実際に床の上を歩いてみてそれを確かめたら、
次にピアノの蓋の上で、2と3の指で歩きます。

その後この写真のようにピアノの鍵盤の上を指歩きしてみます。

この重さが移っていく感じを体感してもらった後、
たとえばドレミファソ…と5指で横歩きをしているように弾いてみます。

そうすると音から音へ重さが移動するようなレガートになります。

耳もよく使うことになります。

最初にこれを経験しておくことでこの先レガートの弾き方がうまくいきますよ。

この記事を書いた人

tazukohamamoto