スオミ・ピアノ・スクールについて
「スオミ・ピアノ・スクール」はフィンランドで生まれたピアノ教本で、導入編となる“音楽への旅立ち”と第1巻、第2巻の全3巻が日本版として出版されています。監修者はクラシック界のレジェンド・国際的ピアニストの舘野泉氏です。その特徴は子どもの持っている感性を大切にしながら創造力を育み、自己表現ができるよう導いていくこと、美しい音を引き出すための奏法やいろいろなテクニックが視覚や体験によって学べること、バロックから現代音楽、邦人作品や書き下ろしのジャズまで、幅広いジャンルから選りすぐりの作品が収められていること、さらに基礎的な音楽理論、即興演奏、創作までもがメソードとして取り入れられていることが挙げられます。
監修 舘野泉氏
訳・編 坂井百合子氏
訳・編 久保春代氏
舘野泉氏の言葉より
最初に「スオミ・ピアノ・スクール」の本を見た時に思い出したのは父のことです。5歳の頃から父の手ほどきでピアノを習いはじめました。父の教え方は非常に特別だったと思うのですが、いろいろな曲を教えるときにその曲の感じに合わせて物語を創作しながら話をし、音楽の中に気持ちを引っ張っていくというような指導法で、音楽に対する夢を与えられたんだと思います。この「スオミ」には父がやってくれたことととても似ている面がある、子どもの人格を大切にしながら創造力を引っ張りだしてくれるような本だと思いました。
“音楽への旅立ち”
マスコットのうさぎのイラストが、初めてピアノのレッスンを受ける小さな子どもを無理なく音楽のへ導き、基本的なテクニックを感覚で理解できるように助けます。
第1巻
マスコットは動きの速いねこへバトンタッチし、音楽への夢を広げながら、和音付けや移調、即興演奏にも触れていきます。ペダルの踏み方、脱力の方法、さまざまなタッチの種類などもイラストで表現されています。
第2巻
より機敏で知性の優れたさるがマスコット。バロックから現代音楽、ジャズまでさまざまなジャンルの魅力的な作品が収められています。
ピアノ指導者のための講座
「スオミ・ピアノ・スクール」
ピアノ指導者の方のために「スオミ・ピアノ・スクール」の講座を開催しております。
これまでに累計1000人以上の方が受講してくださっております。
現在はオンラインでも開催しており、日本全国、海外からも学んでいただいております。
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